10月31日に東京・後楽園ホールで7年ぶり7度目の“引退試合”を行う元参院議員の大仁田厚(59)が17日、母・巾江さんの故郷でもある佐賀・神埼市次郎体育館で、「がんばれ九州!九州北部豪雨チャリティー電流爆破マッチ」を開催した。

 入場無料で、運営費は大仁田グッズの収益の一部が充てられ、出場選手もボランティアで参戦するなど、まさに手弁当での興行となった。九州地方に台風18号が接近し、神埼地区にも激しい雨が降り、強風が吹いた。JRは始発から全面運休、西鉄も午前9時頃から運休する悪条件下での開催となったが、それでも会場には400人のファンがやって来た。会場には佐賀選出の民進党・原口一博元総務大臣、中村てつじ前参院議員も駆けつけ、大仁田と交流を深めた。

 ちびっ子プロレス教室の後、全3試合が組まれ、大仁田は約30年ぶりというバトルロイヤルにも出場するハッスルぶりで、メインイベントでは橋本友彦、リッキー・フジと組んで、雷神矢口、保坂秀樹、NOSAWA論外組と電流爆破バット6人タッグデスマッチで激突。

 論外の爆破バット攻撃を食らって、窮地に陥った大仁田だが、論外にサンダーファイヤーパワーボム4連発、そして爆破バットを叩き込んで3カウントを奪った(12分30秒、体固め)。

 試合後、大仁田は21日の超戦闘プロレスFMW・新木場1stRING大会で、最初で最後の一騎打ちを行う論外に対し、「21日、最後は二人で倒れるまで闘おうぜ!」とマイクで叫んだ。

 イベント終了後、大仁田は「プロレスはよく『乱暴だ』とか言われるけど、ボクはプロレスをこよなく愛してます。形はハードコアかもしれないけど、アメリカでも3000人以上の人が迎えてくれた。プロレスは体育館か広場があればできます。今日は台風で、例えお客さんが10人でもやるつもりだったけど、400人も集まってくれた。九州北部豪雨災害の被災者への募金にも多くの人が協力してくれて感謝します」と語った。

 この日、来場者から集められた募金は、佐賀新聞社を通じて、九州北部豪雨災害の被災者へ寄付される予定という。