天皇杯の4回戦(20日・カシマ)でJ117位・大宮と対戦する筑波大は、17日、つくば市内で公開練習を行った。

 関東1部リーグ・前期を首位で折り返したものの、16日に再開された後期初戦は、法政大に1―2で黒星。しかし、チームは和やかな雰囲気だった。この日、リーグ12試合10得点のエース・中野誠也(4年)ら試合に出場した選手は、ランニングやパスなど軽めのメニュー。談笑しながら、30分ほどで練習を終えた。

 来季山形内定のFW北川柊斗(しゅうと・4年)主将は、法政戦で敵と競り合い額から流血。鼻の上にも血がたまっていたが、テーピングを巻いて練習に参加した。「ホチキスでとめている。でも試合は自分が出るしかない」と腫れた鼻筋をなでながら、覚悟を口にした。

 天皇杯で大学勢が8強入りを果たせば、現行の47都道府県から1チームが参加する制度になった96年度以降、初の快挙。14年シーズンに筑波大史上初の2部降格、昨年は全日本大学選手権で13年ぶりの優勝と、天と地のどちらも経験した北川は「どん底も日本一の景色も見た。(20日・大宮戦は)サッカー界の歴史を変える一戦。変える自信はある。筑波にも何かを残したい」と勝利を誓った。