巨人は13日、村田修一内野手(36)に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。チームは今季、11年ぶりにBクラス。変革へ若返りを図っていることや、村田が通算2000安打へ残り135本と迫っていることなどを考慮、鹿取GMは「(補償が発生するFAより)自由契約とすることが、彼へのせめてもの誠意」と、苦渋の決断を下したことを明かした。村田は、プレーできるならチームにも条件にもこだわらない姿勢を示した。

 ◆村田に聞く

 ―球団から自由契約を通告された時の心境は?

 「驚きはあった。でもまあ、チームは若手を育てないといけないというのは分かっていたことだし、仕方がない。逆に日本シリーズが終わる頃まで悩みながら待つよりは、この時期に言ってもらえてよかった。そこは前向きに捉えたい」

 ―巨人での思い出は?

 「優勝がしたいと言って横浜からFAして入ってきて、6年間。優勝も3回できた。貢献できた部分もあったと思うし、残せたものもあったと思う」

 ―今後は他球団からの連絡を待つことになるが、希望の球団や条件などは?

 「どこの球団でも拾ってもらえるなら、その球団に対してプレーで恩返しするだけ。条件はどうのこうの言える立場じゃない」

 ―十分に働けるという自信もある。

 「体はどこも悪くないし、まだまだ動けるしね」

 ―残り135本に迫った通算2000安打への思いもある。

 「2000安打を達成するだけが野球じゃない。だけど、個人的な目標で言えば、そこはなんとか頑張りたいところですね」