金沢星稜大の近藤俊太郎投手(22)が12日、金沢市内の同校で、特別合格となったプロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの石川ミリオンスターズからあいさつ訪問を受けた。

 元日本ハム投手の武田勝新監督(39)と握手を交わすと、「日本ハムのファンなので、心臓がバクバクしています」と感激。偶然にも、武田監督が引退した2016年の名言をあしらった「俺のために優勝しろ」Tシャツを、知人を通じて手に入れていたという“縁”もある。

 金沢市生まれで、野々市明倫高からは野球推薦ではなく一般入試で金沢星稜大に進学。そのため練習合流が遅れ、1年春の北陸大学リーグには間に合わなかったが、1年秋から頭角を現すと、実質3年半で22勝を積み重ねた。

 武田監督からは「先発の柱として、1年間けがなく頑張って」と期待された。185センチの長身右腕は、最速146キロの直球にスライダーやフォークを織り交ぜ、「打者との駆け引きを楽しみながら」(近藤)頭脳的な投球で強打者を封じる。

 目標は金沢星稜大出身では初となるNPB入り。「地元で野球を続けられるのが本当にうれしい。しっかり鍛えて、次の夢(NPB)へステップアップしたい」と目を輝かせた。

 特別合格とは、BCリーグ各球団は、受験者が合同トライアウトエントリーの際に希望球団として選択されている場合、特別合格とすることができるというもの。特別合格選手は各トライアウトの受験を免除。特別合格の人数は地元選手は無制限。その他は各球団5名を上限とする。石川は昨年11月18日に開催されたトライアウト(関西会場)で、近藤を特別合格として指名していた。