◆新日本プロレス「G1クライマックス28」大会 ▽6人タッグマッチ20分1本勝負 △ケニー・オメガ、マット・ジャクソン、ニック・ジャクソン(5分20秒 ノーコンテスト)飯伏幸太、チェーズ・オーエンズ、マーティー・スカル△(10日、東京・日本武道館)

 2年ぶりの優勝に王手をかけているIWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)が11日のブロック最終戦で激突する「ゴールデン☆ラヴァーズ」の盟友・飯伏幸太(36)と6人タッグマッチで対戦した。

 試合は飯伏とオメガがリング中央でにらみ合い、観客のボルテージも最高潮に達した瞬間、バレットクラブを離脱したタマ・トンガ、バッドラック・ファレらが乱入。大混乱となり、ノーコンテストに。飯伏とオメガは全く戦うことなく、ゴングが鳴ってしまった。

 ジャクソン兄弟らバレットクラブの面々に飯伏も加え、取材陣の前に立ったオメガは、まず「冗談じゃない。あんな試合しやがって。台無しだ」と激怒。「タマ、ファレ、おまえらのやっていることはバレットクラブ全員のイメージを下げるもので大変、恥ずかしい。お金を払っているお客さんに申し訳ない気持ちだ」と声を荒げ続けた。

 勝ち点12で並ぶ内藤哲也には直接対決で勝っているため、内藤が11日の試合に勝っても、自身が飯伏戦に勝てば、3年連続の優勝決定戦進出が決まるオメガ。12年8月のDDT・日本武道館大会以来となる飯伏との大一番への思いを聞かれると、「明日は自分にとって、大変大きな試合になる。飯伏対オメガ戦はベストバウトに必ず選ばれる試合になるだろう」と、堂々と言い放った。(中村 健吾)