第95回箱根駅伝(2、3日)で2位だった青学大の原晋監督(51)は11日、ニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)優勝2回などを誇る強豪の日清食品グループ陸上部が活動を大幅に縮小することを発表したことについて、自身のツイッターで実業団チームの今後について危機感を訴えた。「残念な情報が入った。ただ実業団チームはプロである。ボランティア団体ではない。チームの商品価値をあげる為社内や世にどれだけ理解を得られる活動をしているか早急に考えないと活動を縮小する流れは止められないだろう。追随するチームが出ない事を願う」などと投稿した。

 原監督は以前から実業団チームやニューイヤー駅伝のあり方について持論を展開していた。箱根駅伝が盛り上がっているため、学生ランナーが卒業後に燃え尽き症候群に陥っているという一部の意見について「箱根駅伝が盛り上がっていることはいいこと。批判されることではない。日本陸上界に箱根駅伝と同等、それ以上に盛り上がる大会をつくることが重要で、建設的でしょう。ニューイヤー駅伝に参加する実業団チームには日本のトップ企業が名を連ねています。力はあるはずなんです」と力説していた。

 日清食品グループは、9月に行われる20年東京五輪マラソン代表選考会(MGC)の出場権を持つ佐藤悠基(32)と村沢明伸(27)を除く12選手に退部を勧告。今春入社予定だった大学4年の2選手に対しては内定取り消しの通告を行った。