大相撲の幕下・琴手計(19)=佐渡ケ嶽=を兄に持つ中学3年の手計(てばかり)太希(柏相撲少年団)が11日、東京・両国国技館で行われた「第9回白鵬杯」の中学生の部で2位となった。今大会で、自身初の全国大会決勝進出を果たしたが、「優勝を狙っていたので、めっちゃ悔しいです」と唇をかんだ。

 兄の背中を追って相撲を始めた。「幼稚園の年中くらいから、兄がやってたので自分も始めました」。それ以来、稽古場では常に兄と鍛錬した。「道場が同じだったので、胸を出してもらって。兄がプロに入るまで、ずっと一緒にやっていた。兄の背中を見て、あんな風になりたいと思い、相撲をやっていた」。小学6年のわんぱく相撲ではベスト8に。昨年の全国中学でも個人で8強入り。今大会、初の全国決勝進出にも「自信になりました」と手応えを得た。

 中学卒業後は高校に進学するが、いずれはプロも視野に入れている。「兄がプロに入るまで、大学に行こうかと思っていた。でも兄の姿をみて、かっこいいなと思いました」。高校での目標は「インターハイで個人、団体とも両方優勝したい」と大きい。「兄がずっと先にいっているので、自分も追いかけたい。でも今は、高校に集中したいです」と、力強く語った。