競泳・池江璃花子の白血病公表を受け、J2新潟のDF早川史哉(25)がクラブを通じて談話を発表した。早川は加入1年目の16年6月に急性白血病と診断されたことを発表。同11月に骨髄移植手術を行い、17年1月に選手契約を凍結。18年8月にトップチームに部分合流し、練習試合にも出場。同11月に選手契約凍結を解除し、19年も契約が更新された。

 コメントは以下の通り。

「まずは池江選手の病状がはっきりしていない現段階では、軽率な発言や臆測で判断し、メディアを通してお話するべきではないと思い、クラブを通じてコメントさせていただきます」

「正直に自分としてはショックを受けていますし、他人事ではなく、自分のことのように感じています。池江選手の気持ちを考えると、言い表す言葉が見当たりません。これからどういう治療、どういう経過をたどっていくのは分からないですが、競泳選手としての池江さんというより、1人の人間として病気に立ち向かってほしいです」

「選手として活躍されていて、周りの多くの方はどうしても綺麗なドラマのように、復帰して再び活躍する姿を見たいと期待していると思いますが、まずは1人の人間として元気になってくれることを僕は願っています。決して明るく前向きなことばかりではないと思います。池江選手には、周りの信頼できる人たちといろいろな思いを共有して、決して1人で背負い込まず、じっくりと強い気持ちをもって病と闘って欲しいです」

「僕自身、いろいろな人から温かい思いをいただいたことが、間違いなく大きな力になっています。しかし、それを背負い過ぎることなく、また期待を意識しすぎずに自分のことを第一に思って進んでほしいと思います」

「だからこそ、白血病を経験した僕から周りの方々にお願いがあります。池江選手に温かい優しさをたくさん与えて欲しいと思います。そういう思いが必ず池江選手の力になると思っています。それは、僕自身も感じてきたことでもあるからです。ぜひ、人の思いやり、温かみという部分で池江選手に寄り添い、温かい思いをみんなで届けていけたらと思います」

「僕自身が力になれることがあれば協力させてもらいたいです。お互いアスリートであり、ともに頑張っていきたいとも思います。そして、池江選手ペースで一歩ずつ、じっくりと前に向かって進んでいって欲しいと願うばかりです」

「今、SNSで『早川選手が2、3年で復帰したから大丈夫』という話を目にしますが、それぞれの病気ですし、病気によってそれぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしいのは一番の願いです」

「池江選手に対するリスペクトと思いやりをもって、彼女の戦いに大きな優しさと温かさをもって寄り添って欲しいです」