◆サッカー天皇杯▽2回戦 浦和2―1水戸(14日・Ksスタ)

 天皇杯2連覇を狙う浦和はJ2水戸に2―1で勝利し、4回戦進出を決めた。

 10日・札幌戦(1△1、札幌ド)からGK西川を除くスタメン10人を変更。前半21分、28分と相手右サイドのクロスから立て続けにシュートを浴びたが、西川がビッグセーブを連発して防いだ。

 0―0の後半6分、DF森脇がFWジョーをペナルティーエリア(PA)付近で倒すと、主審にPKと判定された。森脇は試合後に「ボールに触れてクリアしたし、1億%ファウルじゃないと思ってる」と判定に異議を唱えたが、ピッチで西川にかけられた言葉に奮い立たされたという。

 PKと判定された直後、ボールを抱えた西川は森脇にゆっくりと歩み寄り「あのチャージはナイスプレーだった。俺が止めるから任せてくれ」と熱い声をかけた。結果的にはPKをジョーに決められて先制を許したが、森脇は「しっかりと切り替えてやれたし、チームとしてもう1段ギアが上がった」と奮起。逆に同20分、36分とFWファブリシオがPKを連続で決めて逆転を果たした。

 この日は、森脇自身もほぼ経験がないセンターバックの中央での先発となったが「自分の中でやれる手応えはあった。よりボールに関われる真ん中で自分の良さを出そうと思った」。後半アディショナルタイム、前線に上がった水戸GK村上にセットプレーからシュート2本を浴び、ゴールを脅かされた。「見てる方もやってる方もスリリングだったけど、自分たちは反省しなきゃいけない」と今後に向けて気を引き締めた。