◆ローズS追い切り(11日・栗東トレセン)

 シゲルピンクダイヤは栗東・CWコースで、ラヴォアドゥース(2歳未勝利)を4馬身近く離れて追走。徐々に差を詰めると直線は僚馬の外から、余力を残しながらもあっさりかわして3馬身先着した。

 6ハロン83秒2で、ラスト1ハロン12秒0。「併せた相手が前半から速くなったぶん取り付くために少し速くはなったけど、動きは良かったです。テンションも落ち着いています」。自ら手綱を執った渡辺調教師が、柔和な笑みに手応えをにじませた。

 デビュー2戦目の後に繋靱帯(けいじんたい)炎を発症。今春はその影響を考慮して調教をセーブしながらもG2、G1(桜花賞)で連続2着と実績を重ねた。2週連続のコース追いは不安がない証拠だ。「脚元の心配はないです。オークス(12着)はゲート入りの際に外傷も。出遅れてもいいから、落ち着いてゲートに入ってほしいです」と渡辺師。力を出し切り、春の雪辱へ名乗りを上げる。(宮崎 尚行)