強化方針などを巡る全日本テコンドー協会と選手間の内紛で、有志の選手が近日中の緊急会合を検討していることが9日、分かった。8日に行われた協会の理事会を受け、今後に向けた意思統一が目的となる。

 理事会では抜本的改革を訴えていた2000年シドニー五輪銅メダルの岡本依子副会長、高橋美穂アスリート委員長が理事総辞職を提案。しかし金原昇会長(65)らトップからは「審議事項に当たらない」として一蹴され、決死のクーデターは失敗に終わった。一方で、代表コーチ3人が更迭され、これからの代表の環境作りには選手の意見を最大限取り入れるとの約束も得られた。

 金原会長の交代を求めていた選手たちは理事会の結果に「無責任」「あり得ない」と失望しているが、問題が長期化し、合宿ボイコットなどが重なれば東京五輪にも大きな影響が出てくる。

 高橋氏はこの日、スポーツ報知の取材に応じ、「外からテコンドー協会を変えていくことを考えたい。選手ファーストになるよう模索していく」と話した。