浦和DF槙野智章(32)が3日、リーグ最終戦・G大阪戦(7日、埼玉)でJ1残留を決め、2年後のACL再挑戦を目標に掲げた。

 2日に香港で行われたアジア・サッカー連盟(AFC)の年間表彰式に出席。男子の最優秀選手にノミネートされていたが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアルヒラルに敗れて優勝を逃したこともあり、受賞はならなかった。それでも、表彰式ではアジアの名だたる選手と並び、「Jリーグアウォーズに若い時に出させていただいた時に大きな刺激をもらった。今度は1つ舞台が上がったアジアの表彰式に呼んでもらえたのは自分だけの力ではない。クラブに感謝しかない」と語った。

 ACLで準優勝した一方で、リーグ戦はJ1残留争いの渦中にある。3年連続で監督が交代する事態に見舞われた今季を振り返り、「苦しいシーズンだったけど、ポジティブに考えればこういうシーズンは非常に大切。来季以降、大きな変化をしないと大きな過ちを犯してしまう」と危機感。クラブはすでに強化体制を一新し、選手の陣容も大きく変わる見込みだが「監督のやり方、選手のスキル、クラブのビジョンがしっかり重なった上でいい結果が出る。その軸がブレないことが大切」と気を引き締めた。

 最終節のG大阪戦は10点差以上で負けない限り残留が確定する。「今シーズンに積み重ねたことをファン、サポーターに見せたい」と気合十分だ。今季は無冠に終わり、来季のACL出場権はない。まずは残留を決め、来季のJ1で上位に入り、ACLに再挑戦することを目標に掲げる。「また2年後にアジアの舞台に帰ってこられるように、個人的にはその表彰台に帰ってこられるように来季はつなげたい」と力を込めた。