野球殿堂博物館は3日、2020年の野球殿堂入り候補者47人(プレーヤー表彰21人、エキスパート表彰16人、特別表彰10人)を発表した。

 日本の野球殿堂入りは、競技者表彰のプレーヤーやエキスパートに関しては事前に候補者を公表していたが、日本プロ野球のユニホーム組以外を選出する特別表彰も今回から公にするようになった。

 今回の特別表彰候補者には昨年から繰り越しているアトランタ五輪監督の川島勝司、野球漫画の大御所で「ドカベン」などの作者・水島新司ら7氏に加え、巨人、阪神の応援歌だけでなく、「栄冠は君に輝く」の夏の甲子園歌などを作曲した古関裕而、東海大学学長で首都大学リーグ創設の松前重義、ノンフィクション作家でゴールデンスピリット賞選考委員でもある佐山和夫の3氏が新たに加わった。

 米国では、特別表彰(今年は80年代を中心にした関係者10人が候補)は日本時間12月9日に発表されるが、選考委員の名前(殿堂入り選手と球団関係者&メディアの計16人)まで発表してきた。日本の場合、14人の有識者による投票で競技者と同じ75%(11票)以上獲得しなければならないのは一緒だが、諸般の事情で公表していない。選考委員の名前を出してこそ、よりオープンな野球殿堂になると思うのだが。(蛭間 豊章)