ソフトバンクは1日、長谷川勇也外野手(35)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。6月19日のシーズン開幕後、プロ野球12球団の選手では初の感染者となった。先月31日に、喉の違和感と微熱があり、この日、病院でPCR検査を受検したところ陽性判定を受けた。1軍選手らに濃厚接触者はいないものの、専門家らのアドバイスを受け、2日の西武戦(ペイペイD)の中止を決定。2軍は選手らのPCR検査の結果が出るまでチーム活動を休止する。

 ◆三笠GMに聞く

 ―2日の中止の経緯は。

 「まず球団からNPBに報告した。その上で専門家の地域アドバイザーに相談すべきとのことで、相談した。1軍と筑後を行き来している選手がいる状況の中では安全とは言い切れないというのが、専門家の方の意見。そこでNPBと当球団で協議をし、さらに対戦相手の西武球団の了承を得て決定した」

 ―3日以降の試合は。

 「1軍は仙台で楽天戦が予定されている。今のところ1軍に濃厚接触者はいないということなので、仙台へ移動しつつ、試合はPCR検査の再受検の結果を見てから決める」

 ―2軍戦については。

 「4日からは由宇遠征(広島戦)だが、長谷川選手自身が2軍の試合に出場していたので、濃厚接触者を確認しながら進める」

 ―タマスタ筑後では4日に高校野球の試合を予定。

 「明日(2日)消毒するので、今のところ予定通り」

 ◆米も陽性から中止に

 日本では開幕前に阪神・藤浪ら計5人が感染。メジャーリーグでは7月27日(日本時間28日)にマーリンズの選手、スタッフが感染したことを受け、マ軍は2日まで全試合を中止した。フィリーズでもコーチらが陽性反応を示し、1日からのブルージェイズ3連戦を中止に。カージナルスでは複数の選手が感染し、31日と1日のブルワーズ戦が延期された。

 ◆プロスポーツ界のコロナ余波

 ▼Jリーグ 3〜6月にJ1、J2の4クラブで5選手が陽性と判定された。J1は7月4日に4か月半ぶりに再開したが名古屋のDF宮原和也、MF渡辺柊斗とスタッフ2人に陽性が判明。26日の広島戦(Eスタ)が中止となった。

 ▼大相撲 4月に高田川親方、十両・白鷹山ら協会員7人が陽性と判定。5月の夏場所は緊急事態宣言の延長により、中止となった。同月13日に三段目力士・勝武士さんが新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため、28歳で死去した。

 ▼Bリーグ 複数の選手や審判に発熱の症状が見られたことで3月27日にシーズンの打ち切りが決定。4月に大阪で選手や関係者13人、7月に川崎のニック・ファジーカス、名古屋Dの従業員2人が陽性と判定されている。