◆西武0―4楽天(8日・メットライフ)

 西武の2年目・上間永遠(とわ)投手(20)が、プロ初登板初先発。6回途中5安打4失点で降板した。

 140キロ台の直球と2種のシンカーやカットボールを交えながら、初回は三者凡退の完璧な立ち上がり。「完全に相手が上だった」と、2回1死から茂木に中越えソロで先制点を献上した。3回以降は、けん制アウトで見せ場を作るなど、修正してゼロを並べた。だが6回先頭の辰己に右越えソロを許して追加点を与えると、悪い流れを断ちきれず、1死一、二塁とピンチを広げて降板した。

 それでも、初登板とは思えぬ落ち着きぶり。失点しても表情を崩すことなく、平常心で83球を投げきった。「全体的な出来は60点くらい。三振も取れたし、変化球もうまく使えたので、そこは変えずにやっていきたい。次は自分本来の投球をしていければ」と自信をのぞかせた。

 味方の援護に恵まれず苦しいマウンドだったが、デビュー戦でしっかり爪痕を残した。西口投手コーチは「初登板であれだけ投げられたら合格点」と評価し、辻監督は「素晴らしいピッチング。また使える」と次回登板を示唆した。