巨人は25日、東京ドームで1軍全体練習を行った。阿部慎之助監督(46)は「1番・中堅」の筆頭候補だった丸が「右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷」で離脱したことを受け、若林やオコエらを日替わり1番打者として起用する方針を示した。「もうそのまま1番に入れようかなと思っている。ワカかオコエが入るんだったら足も使えるし」と明言。打撃の状態も見ながら臨機応変に起用して穴を埋める。

 緊急事態を柔軟な采配で乗り越える。阿部監督は「1番・中堅」の候補だった丸が開幕直前に故障離脱したことを受け、代わりの選手を日替わり1番打者として起用する考えを示した。「そのまま1番に入れようかなと思っている。若林だったりオコエだったり礼都(中山)かもしれないし。ワカかオコエが入るんだったら足も使えるし。あまりそこは変えないようにいこうと思う」と構想を披露した。

 丸が負傷交代した翌日、23日のロッテ戦(東京D)は若林が「1番・左翼」で2安打。阿部監督は「ちょっと真面目にやりゃいい選手だし」と開幕1番候補として好印象を抱いた。オコエはオープン戦打率3割7分5厘と好調。同3割4厘と目立った中山も1番候補だが、一塁・中山、左翼・岡本の先発には「あまりそこは考えていない」と岡本は基本的に一塁の意向で、左翼は危機管理の傾向が強い。三塁有力候補の坂本の状態も見ながら、中山が先発する場合は三塁になりそうだ。

 フリー打撃中にはヘルナンデスがセンターに入って守備練習した。丸が出場する場合は左翼の予定だった助っ人について「センターに回すかもしれない。オコエが行くんだったらオコエがセンターの方がいいだろうし」と説明。守備の適性を踏まえ、若林先発の場合は左翼・若林、オコエ先発の場合は中堅・オコエが予想される。その他の選手も含め状況次第でヘルナンデスは左翼と中堅を兼任し、右翼にはキャベッジが入る。

 丸は過去に同様の症例だった選手は復帰に1、2か月を要しているため長期離脱となる見込み。「チャンスだよね」と他の選手の奮起に期待する。2軍のメンバーも含めて日替わり1番打者に食い込める可能性は幅広くある。全員の力を結集して丸不在の穴をカバーする。(片岡 優帆)