第97回センバツ高校野球大会は27日、今大会初の休養日を迎え、ベスト4の各校は関西地方の各地で調整を行った。智弁和歌山は、浦和実(埼玉)との準決勝に向け、和歌山市内で練習を行った。
7年ぶりの決勝進出へ、中谷仁監督が勝利のカギに挙げたのは、相手エース左腕・石戸颯汰(3年)の攻略だ。直球のスピードは125キロ前後。ただ、右足を高く上げ、一度背中を丸めたあと最後までボールの出どころを隠して真上から投げ込む独特なフォームで、準々決勝までの3試合を18イニング無失点としている。「うちが最も苦手とするタイプの左の軟投派」と指揮官。この日は、自ら石戸のフォームをまねて打撃投手を務めるなどし、リードオフマンの藤田一波外野手(3年)は「フォームに惑わされず、リリースポイントに集中して…」と、イメージを膨らませた。
現3年生も多く出場した昨夏の甲子園、霞ケ浦戦(茨城)では、直球120キロ台の左腕・市村才樹に苦しみ初戦敗退を喫している。中谷監督は「智弁和歌山の歴史としては、結果から見ると左の軟投派に苦戦している傾向がある。(初戦の)千葉黎明さんが、その情報を元に左の飯高くんからいったというコメントにもあるように、そう思われている。最善の準備をしたいと思います」と話した。


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