◆JERA セ・リーグ 巨人12―0ヤクルト(29日・東京ドーム)
よく「いい捕手ってどんな捕手なんですか?」って聞かれる。キャッチングに肩、リードに打撃。いろいろな要素や考え方があるけど結局は「チームを勝たせる捕手」ということになると思う。自分も現役時代に口酸っぱく言われた。
その上でこの開幕2試合の甲斐の存在感、大したもんや。さすがはソフトバンクの日本一に何度も貢献しただけのことはある。新しいチームで、公式戦で組んだことのない投手を引っ張って、打撃でも文句なしに貢献したわけやからね。
感心したのはベンチでよく投手と話していること。聞くだけやなくて、意見もしっかりと話している様子が伝わってくる。リードにも意図を感じるよね。
例えばサンタナ。結果的に一発は食らったけど開幕戦では徹底的に内角を突いて、2戦目は赤星に外を突かせて抑えた。もちろん、すべてがうまくいくわけやないけど、初戦の配球はその試合を勝つためのものでもあり、翌日を見据えたものでもあったんよね。
肩はもちろん、ブロッキングやキャッチングも超一流。これにコミュニケーション力や観察力なども加わって、投手に安心感をもたらしているんやと思う。「チームを勝たせてきた捕手」の力を見せてもらった2試合やったね。(スポーツ報知評論家・村田 真一)


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