プロボクシングWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27)=M・T=が29日、ボートレース情報番組「BOAT RACEプレミア」(TOKYO MX、BS11ほか)に生出演。北九州市・ボートレース若松で行われた「SG第60回ボートレースクラシック」準優勝戦の生中継を、東京・港区のSIX WAKE ROPPONGIで観戦した。
昨年は念願の3階級制覇を達成。そして今年2月、3度目の防衛戦で同級6位のダビド・クエジャル(23=メキシコ)を3回KOで下し、プロデビュー以来30連勝という快進撃をみせる中谷。そんな日本ボクシング界をけん引する最強王者が、リングの上に勝るとも劣らない“水上の戦い”の迫力を堪能した。
ボートレースの最高峰であるSG(スペシャルグレード)レース。5大SG「GRANDE5」のひとつで、2025年を飾る最初のSGレースがこのボートレースクラシックだ。
中谷はボートレースの見どころとして「駆け引き」を挙げた。「リング上では相手の嫌がることを常にやってどうコントロールしてくのかを大事にしている」。そんな駆け引きの妙味がボートレースにはあるというというチャンピオンは、春の夜に展開される6艇の水面を切り裂く疾走に熱視線。絶妙なバランスでターンを決めるボートレーサーたちの操艇テクニックに「すごいバランス能力。(体勢を立て直す)対応をしなければならないときにしっかりとアジャストしていた」とアスリート目線で分析。セミファイナルまでをじっと見届けると、「すべてが熱い戦いだったので、たくさん刺激をもらった」と目を細めた。
ボクサーとして一番大切にしているのは「自分を律する」ことだという中谷。司会者から、ボクシングファンが実現を熱望する、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31)=大橋=とのドリームマッチについてきかれると、「井上選手とやるということも想定しながら、ひとつひとつ大切に戦っていかなければいけないと思っている。(ファンに)期待をふくらませてもらえるファイトをしていきたい」と、意気込んだ。
小学校の卒業文集に、将来の夢として「ボートレーサー」と書いたという中谷は、この日念願の“乗艇”を初体験。室内に用意された展示用ボートに乗り込むと、関係者から指導を受けて乗艇フォームを披露。まるで最上級クラスであるA1レーサーのようだと声をかけられると「絶対筋肉痛になる」と少年のような笑みを浮かべた。


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