苫小牧アイヌ協会(沢田一憲会長)は23日、苫小牧市内の勇払川で、アイヌ民族がかつて交易の手段としていた丸木舟を使って川下りをし、流れに乗って緩やかに進む当時の舟の様子を再現した。

 今年で21回目で、苫小牧アイヌ協会と千歳アイヌ協会のメンバーや市民ら約40人が参加。川下りに先立ち、出発場所の沼ノ端橋近くの川岸で「カムイノミ」を実施、行事の安全を祈った。

 カツラの木で造った丸木舟は、全長約7メートル。2隻にそれぞれ3人が乗り、竹ざおを使って下流の柏原地区までの約3キロを1時間かけて下った。