【稚内、礼文】道立総合研究機構稚内水産試験場は、無人艇を使った魚群探知機によるコンブの資源調査に道内で初めて取り組んでいる。陸上から操縦できるドローン(小型無人機)の制御システムを利用しており、簡単にコンブの生育状況を調べられる技術を確立し、重労働のコンブ漁師の減少を食い止めるのが狙い。礼文島近海で秋まで試験を続ける。

 無人艇は、海底の地形を調べるため同機構の地質研究所(札幌)が試作した。魚群探知機を付けた全長1・8メートルの無人艇に、ドローン制御のソフトウエアを載せ、リモコンで遠隔操縦ができる。パソコンで事前に組んだルートの自動航行も可能だ。