第21回全国高校女子硬式野球選手権大会が28日、兵庫県丹波市のスポーツピアいちじまで開幕し、初出場の札新陽(札幌市南区)が強豪の駒沢学園女(東京)と1回戦で対戦し、0―1で敗れた。今春創部されたばかりの札新陽は、全員が1年生。全国初勝利はならなかったが、強豪相手に大健闘した。

 開会式で札新陽はベンチ入りの25人が初々しい表情で行進。場内放送で初出場が告げられるとスタンドから大きな拍手が起こった。開幕戦は客席の温度計で35度、湿度は70%まで上がったが、選手たちは終始元気に声を掛け合いながらグラウンドで躍動した。

 駒沢学園女は夏の全国大会で2度の優勝を誇る強豪で2、3年が主体。札新陽はチャンスもつくりながら互角に渡り合い、初めての全国で確かな足跡を残した。主将で捕手の金桃花(こんももか)さんは「今までで一番の試合ができた。もっといいチームになって今度は勝利を手にしたい」と充実した表情で出直しを誓った。(大阪報道編集委員 佐藤元彦)