札幌市内で8月6日に開幕する札幌国際芸術祭(SIAF(サイアフ))で、能年玲奈から改名した女優のんさんがゲストアーティストに決まり、モエレ沼公園(東区)など札幌の風景を描いた3点が、会場の一つ札幌市資料館(中央区大通西13)に展示されることになった。実行委は「市民が芸術祭に興味を持ち、親しむきっかけになれば」と期待する。

 のんさんはNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主演。SIAF芸術監督の大友良英さんが番組の音楽を担当した縁で、発売中の公式ガイドブックの撮影のため5月に札幌を訪れた。

 のんさんは芸能活動と並行し、絵を描くなど創作活動も行っている。撮影時も、スケッチブックを持参し、モエレ沼公園や昭和の日用品などが並ぶ私設博物館「レトロスペース坂会館」(西区)を絵に収めた。

 これらの作品を見た大友さんが気に入り、SIAFでの展示を打診して、急きょ出展が決まった。札幌市資料館1階のカフェで、8月6日から10月1日まで展示する。月曜休館。観覧は無料。問い合わせは芸術祭の実行委(電)011・211・2314へ。(十亀敬介)