国内最大の湿地、釧路湿原(釧路市、釧路町、標茶町、鶴居村)は31日、1987年の国立公園指定からちょうど30周年を迎える。希少種を含む動植物約2千種を育む自然豊かな湿原は、縦断する釧路川の再蛇行化など地元の不断の努力で保全が図られてきた。釧路市内のホテルでは同日、関係者約200人が出席して、節目を祝う記念式典が開かれる。

 釧路湿原は87年7月31日に国内28番目、道内では最も新しい6番目、湿原単独としては初の国立公園に指定された。現在の指定面積は、釧路市など4市町村にまたがる同湿原と周辺の丘陵地を含む計約2万8788ヘクタールに及ぶ。湿原の中心部約7863ヘクタールは80年に日本初のラムサール条約登録地に選定されている。(平岡伸志)