道内外から登山者が訪れる大雪山国立公園で登山道の荒廃が進んでいる。大雨で道が削り取られたり、土砂で高山植物が埋まったりと影響が広がり、道や山岳ガイドらは対策に工夫を重ねる一方、被害を伝える市民ツアーを企画している。関係者は連携して登山道を守るためのNPO法人を12月にも設立する。

 道などによると、同国立公園には延べ300キロメートル余りの登山道がある。場所ごとに環境省や道、市町村などが管理するが、予算や人材などが足りず補修が追いついていない。施設の老朽化に加え、近年の大雨が荒廃に拍車をかけている。