【厚岸】厚岸漁港で6日に進水式が行われた全国初の49トンのサンマ専用漁船「第21福長丸」は、漁にかかる費用が29トン船など中・小型船並みに抑えられるにもかかわらず、大型船のように遠方の公海にも出漁できる能力を持つ。居住空間も大幅に改善され、新世代の漁船として注目される。

 アルミ船製造で道内屈指の技術力を持つ町内の運上船舶工業が厚岸漁協と共に約10年前に構想を描き、国立研究開発法人水産研究・教育機構水産工学研究所(茨城県神栖市)などと共同開発。船体の軽量化と新しい船形、プロペラの形状が功を奏し、29トン船並みの燃費を実現した。かがまずに歩ける居住空間など快適性も備えることができた。