【余市】砂浜の穴で土器を焼き上げる「よいち縄文野焼き祭り」(実行委主催)が5日夜から6日朝にかけ、町内栄町の海岸で行われた。野焼きを行う砂浜の浸食が進み20回目の今年が最後の開催。町内外の陶芸ファンらが、シリパ岬に沈む夕日に映える真っ赤な炎を見守った。

 野焼きは町内で縄文土器が出土したことを契機に1998年、町内の画家、作詞家の故中村小太郎さんら町民有志が企画し始まった。今年は町内外の271人が土器や皿などを持参。長さ20メートル、幅5メートルほどの穴に土器を並べ、5日午後6時半に点火した。夜通しで焼き上げた作品は、6日午前6時すぎに取り出された。