【石狩】札幌大通高生物部と、石狩市弁天町の「いしかり砂丘の風資料館」が共同企画した、石狩浜に生息するアリジゴクのテーマ展「アリジゴク! 石狩砂丘で生態を暴く」が同資料館で開かれている。11日には部員が会場を訪れ、4年間の研究成果の解説や餌やりを実演する。

 アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫。同校生物部は「アリジゴクはなぜ高温の砂浜で生きられるのか」を題材に2013〜16年、石狩浜で生態を調査した。

 日なたと日陰の営巣地の違いや活動時間などを調べ、温度変化を再現する実験などを繰り返した。この結果、アリジゴクは夏季になると高温になる平地を避けて日陰となる斜面で涼み、砂に深く潜る習性があることを理論的に突き止めた。昨年の全国高校総合文化祭では奨励賞を受賞した。