札幌市は、行政機関や民間企業が保有する「ビッグデータ」を共有・活用するシステムを整備する。来年1月をめどに、データをためる「器」にあたるプラットフォームをつくり、市や企業のデータを蓄積。データの活用を通じて、社会問題の解決や新事業創出につなげるのが狙い。ビッグデータを除排雪の効率化に役立てる実証試験も行う計画だ。

 まずは、システムの中核を担うプラットフォームを整備する。専用のサーバーを設けて、インターネット経由で市や企業などの多様なデータを保存。蓄積データは匿名化した上で、希望する市民団体や企業、大学などに無償提供する。

 除排雪の効率化などに活用する実証実験も来年1月以降に行う予定。市内を走る路線バスやタクシーに速度や車体の振動などを感知するセンサーを取り付け、そのデータを蓄積・分析することで降雪状況から混雑しそうな道路を事前に予測し、優先的に除排雪を行うことで渋滞緩和を目指す。