寒さが一層厳しくなる釧路市動物園。連日の氷点下の冷え込みにホッキョクグマは大はしゃぎだ。一方、寒さをしのごうと身を寄せ合うニホンザルや冬眠したくてもできないエゾヒグマ―。本格的な冬を迎え、動物たちは思い思いに暮らしている。

 待ちに待った冬を満喫するのは人気者のホッキョクグマ。冷たいプールの中で大きな水しぶきを上げ、お気に入りの筒を鼻に乗せて遊んだり、気持ち良さそうに泳いだりするのは雌のミルク(5歳)だ。砂遊びを楽しんでいた夏と違い、プールから上がるそぶりさえ見せない。

 雄のキロル(9歳)も暑さで夏バテしていた時とは打って変わり、元気いっぱい。好物のリンゴに目もくれず、雪山に背中をこすりつけて大喜びしている。