【浦河】池田拓町長は17日の町議会全員協議会で、不通が続くJR日高線鵡川―様似間の存廃の判断を多数決で決める次回11月12日の沿線7町長の会議に向け、全線復旧を求める従来の主張を維持する考えを示した。一方、「多数決はなじまない」との考えから、採決に参加しない可能性も示唆した。

 池田町長は観光客誘致など日高線存続の意義を説明し、町議からは賛成、反対両方の意見が出た。

 また、池田町長は次回会議で採決前に退席する可能性に言及する一方、9月の7町長会議の際、日高町村会長の坂下一幸様似町長から「次回、浦河町が採決を退席するなら、それ以降の協議から離脱してもらう」との趣旨の発言があったと説明。「次回会議で(坂下氏の発言の)真意を確認し、採決に参加するか退席するかを考える」と述べた。

 これに対し、町議からは「採決には参加し、意見をきちんと言うべきだ」との声が多く出た。(中橋邦仁、細川智子)