オホーツク管内で6月から本操業が始まった外海ホタテ漁が、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況に直面している。昨年を上回る漁獲量を見込む一方で、輸出や国内消費の低迷で在庫も積み上がり、価格も下落。加工を担う外国人技能実習生も来日できず、働き手不足も深刻さを増している。

 「こんなに安いのは初めてだ」。紋別漁協の関係者は表情を曇らせる。地元水産加工業者などと協議して月に2回、ホタテの1キロ当たり単価を決めているが、6月前半の価格は60円。昨年の128〜141円を大きく下回った。管内最大の水揚げを誇る北見市の常呂漁協も6月前半の1キロ単価は104円で、昨年同期と比べ3割以上安かった。