【阿寒湖温泉】釧路市がアイヌ文化の伝承と技術継承の拠点として、釧路開建の旧阿寒湖温泉除雪ステーション(阿寒町阿寒湖温泉4)の取得を検討していると表明したことについて、地元のアイヌ民族団体などから期待の声が上がっている。市は木彫りや刺しゅうなどの技術を伝える場とする考えで、関係団体と協議し利活用策を具体化する。

 市は今月8日の市議会総務文教委員会で、検討状況を報告した。取得を検討しているのは同ステーションの土地(約1600平方メートル)や事務所棟、倉庫各1棟、車庫2棟(延べ床面積計約1300平方メートル)。北海道財務局は公的利用に限定して取得要望を10月29日まで受け付ける。随意契約で2021年度に売却する方針。同局によると、28日現在で取得の申し込みはない。