65歳以上の高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチンが17日、釧路・根室管内で初めて釧路市に到着した。米ファイザー製1箱(約500人分)が届き、市は19日から介護老人保健施設の入所者らを対象に接種を始める。

 ワクチンを積んだトラックは午前9時55分ごろ、市役所防災庁舎に到着。市の担当者が、ワクチンが零下78・4度で保冷されていることを確認し、保管用の超低温冷凍庫に運んだ。

 市は重症化やクラスター(感染者集団)発生のリスクが高い特別養護老人ホーム(11施設)と老健(4施設)の入所者、職員への接種を優先する。老健は19日に2施設、特養は21日に1施設で始める。市こども保健部の高玉雄司部長は「確実にワクチンを届け、接種を始めたい」と話した。

 釧根管内では19日からの週に根室市に1箱、26日からの週には釧路、根室両市を含め全市町村に各1箱ずつ配布される見通し。(熊谷知喜)