プロ、アマが合同で設立した日本野球協議会は31日、2020年東京五輪で金メダルを狙う野球日本代表の監督に、日本ハムOBの稲葉篤紀氏(44)が就任したと発表した。

 稲葉監督をサポートする強化本部長には、法政大時代の恩師で、1992年バルセロナ五輪日本代表監督などを歴任した全日本野球協会の山中正竹副会長(70)が就任する。

 稲葉篤紀氏の野球日本代表監督への就任が発表された31日、道内の関係者やファンからは期待の声が上がった。

 「アツなら選手にも慕われている。チームワークも良いと思う」。法政大野球部OBで、稲葉氏と10年以上の親交がある札幌市中央区の飲食業横山靖史さん(52)は、太鼓判を押す。横山さんが札幌・ススキノで営む居酒屋にも家族で訪れるといい「監督には重圧がかかる。プライベートで息抜きしながら頑張って」と気遣いの言葉も贈った。

 稲葉氏は、現役引退後は球団のスポーツ・コミュニティ・オフィサー(SCO)として地域貢献活動に取り組んでおり、昨年7月には、ウレタン製のボール12個を札幌市豊平区の札幌ゆたか幼稚園に贈った。同園の丸谷雄輔園長(35)は「今度は代表監督として子どもたちに夢を与えてほしい」と期待を寄せた。