日本ハムOBの稲葉篤紀氏が日本代表監督に就任した。小久保前監督と同様に監督経験がなく采配面は未知数。それでも、選手、指導者としての豊富な国際経験が高く評価され、2020年東京五輪金メダル獲得という至上命令の達成へ重責を担う。

 稲葉監督は08年北京五輪と09、13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に選手として出場し、17年のWBCは打撃コーチを務めた。

 監督選考を進めてきた、プロ・アマ合同の侍ジャパン強化委員会の委員長を務める日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「東京五輪という大舞台を見据えると国際大会の経験は大変重要。短期決戦のチームの作り方、戦い方を熟知している」と選任理由を説明した。監督経験がない点は「小久保前監督と同様、今後の3年間で経験値を高めて五輪に臨めると判断した」と話した。