レアードが3年連続20本塁打に到達した。2点を追う六回一死で迎えた第3打席。カウント2―1からの辛島の変化球を叩いた。風にも乗った打球は右中間スタンドに着弾した。今季初の道内地方開催。得意の「すし」を握り、函館に集結したF党を喜ばせた。

 「チームが勝てたら、もっとうれしかったけど、達成感はあります」。反撃ののろしが勝利にはつながらなかったが、後半戦初戦から存在感を見せつけた。

 2年連続で球宴に出場したレアード。持ち前の明るさで、多くの一流選手たちと交流した。ロッテ・田村とキャッチボールをした際には、得意?!のナックルボールを披露し、田村を驚かせた。通訳なしでも、日本人選手と積極的にコミュニケーションを取る姿は、特別な舞台でも変わることはなかった。<道新スポーツ7月19日掲載>