白山開山1300年を記念した奉祝大祭が10日、白山市の白山比咩神社で厳かに営まれた。霊峰から各地に広がった「白山信仰」の本宮に全国の白山神社や出雲大社、明治神宮の宮司ら約400人が集い、感謝の祈りをささげた。境内では、石川をはじめ、福井、岐阜など白山信仰ゆかりの地の和太鼓や獅子舞が披露され、祝賀ムードを盛り上げた。 10日の奉祝大祭は、9日から11日まで行われる白山比咩神社祭典のメイン行事に位置付けられる。 大祭が営まれた拝殿は関係者ですし詰めとなり、神社側は急きょ椅子を追加するなど対応に追われた。大祭では村山和臣宮司が祝詞を奏上し、山の神に供物が捧げられた。武官の装束をまとった礼楽研究会員が神楽「人長(にんちょう)の舞」を披露した。 国歌斉唱の後、出雲大社の千家尊祐(せんげたかまさ)宮司、明治神宮の中島精太郎宮司らが順に玉串を捧げた。石川県神社庁の加藤治樹庁長(尾山神社宮司)、佐々木紀衆院議員、山田憲昭市長、氏子崇敬者総代会の中村健一会長が続き、白山比咩神社の一層の繁栄を祈念した。境内では南砺平高郷土芸能部が越中五箇山民謡「こきりこ」などを披露し、大祭に花を添えた。