小松市の安宅住吉神社は10日夜、末社である稲荷(いなり)社の改築工事完了に伴い、ご神体を戻す正遷座祭を境内で営み、新社殿の完成を祝った。1996年から進めてきた「平成の大改修」の締めくくりとなり、氏子らは神社のさらなる発展を期待した。 稲荷社は2月から工事を行い、鉄筋コンクリート造りから総木曽ヒノキ造りとして建て替えた。屋根は唐(から)破風(はふ)を取り入れ、瓦は本(ほん)葺(ぶ)きで仕上げた。 祭典には氏子総代や施工業者ら26人が参加した。暗闇の中、ご神体を仮遷座していた神社本殿から稲荷社に移した。北村嘉章宮司が祝詞を奏上し、氏子総代責任役員の橋本紀之さんらが玉串をささげた。