小矢部市の倶利伽羅源平の郷埴生口で12日、「義仲ゆかりの郷源平埴生まつり」が行われた。木曽義仲の進軍について解説した「義仲・巴講座」や多彩な催しを通じ、地元住民が絆を強めた。 講座では、埴生護国八幡宮の埴生雅章宮司とおやべメルヘンガイドの山崎康子さんが講師を務めた。展示施設の床に設置されている航空写真を活用し、児童が倶利伽羅峠の戦いにおける義仲進軍の様子を追体験した。 義仲が進軍したとされるルートには地名などを記した石碑が設置されている。児童は埴生宮司や山崎さんの説明を基に、平家が放った矢が林のように何本も刺さったとの言い伝えがある「矢立(やたて)」などの地名を航空写真の中から探し、歴史に理解を深めた。 埴生口の一角を利用した野外ステージでは、義仲太鼓保存会の演奏や地元団体の舞踊などが披露された。埴生地区のご当地ヒーロー「八(はっち)マン」が登場する余興を青年団員が披露し、子どもたちを楽しませた。 まつりは埴生地区の青年団や児童クラブの有志でつくる実行委員会が主催した。