東海北陸自動車道のトンネル内の事故発生に備え、富山県警高速隊や砺波地域消防組合消防本部などによる総合防災訓練が8日夜、南砺市の城端トンネルで行われた。中日本高速道路金沢支社富山保全・サービスセンターの呼び掛けで5年ぶりの実施となり、車3台が衝突、6人が重軽傷を負った事故を想定して相互の連携を確認した。 工事で夜間通行止めとなる時間帯を訓練に活用し、車両15台と34人が参加した。センターラインを越えた乗用車が対向車線のトラックと衝突し、トラックが衝撃で対向車線の別の乗用車とぶつかり上下線をふさいだと仮定して車が配置され、訓練がスタートした。 片側1車線の対面通行区間に後続車両が滞留し、現場に近づきにくい中、参加者は交通規制や消防隊の誘導、重軽傷者の救助、救急などに取り組んだ。砺波地域消防組合消防本部の中谷博之消防長が訓示、県警高速隊の田中竜介隊長があいさつし、参加者は連携の維持を誓った。