国連が2030年までの達成を掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について、全国初となる地域会合(北國新聞社後援)が17日、金沢歌劇座で開かれる。環境保全と経済発展の両立を目指す17の国際目標から、北陸の未来を考える。実行委メンバーが3日、しいのき迎賓館で打ち合わせを行い、SDGsの役割や意義を話し合った。 「北陸SDGsステークホルダーミーティング」と題して、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(OUIK)と金沢工大SDGs推進センターが開く。「北陸の未来」や「理想的な生き方」をテーマに「誰もが暮らしやすいまちとは」「みんなの力を地域で結束する仕組み」などを考える場とする。 地域会合は、SDGsに取り組む関係者が今年9月に開いた全国会議で「地方からのメッセージがほしい」との意見があったことをきっかけに企画された。 市のほか「SDGs未来都市」に選定された白山、珠洲、富山各市などから関係者が集まり、実践例を紹介したり、意見をまとめ、次世代に提言、共有したりする。OUIKの永井三岐子事務局長は「SDGsは『未来への贈り物』。よりよい地域を多くの人と一緒に考え、作っていきたい」と話した。 SDGs支援機構は7日、市文化ホールで就活イベントを開く。SDGsに関心を持つ学生が増えていることを受けて、金沢市役所や間仕切り製造のコマニー(小松市)など15社ほどが自社の取り組みを発表し、学生が各社と個別に相談できる。 3日の会議では両イベントの実行委が参加し、相乗効果を生み出すことを協議した。就活イベントの学生実行委の羽地夕夏さん(金大3年)は「若い世代にはSDGsの関心が広まってきている。多くの世代の意見を聞きたい」と話した。イベントはいずれも参加無料。事前の申し込みは必要となる。