旭化成の小堀秀毅社長=金沢市出身=は15日、福井市内のホテルで会見した。小堀社長は北陸の繊維企業との連携について「アパレルに限らず、モビリティー(移動手段)やヘルスケア(健康)など多分野で新たな価値を生み出していくことが重要だ」と述べ、分野を拡大して事業を推進する方針を示した。 小堀社長は吉野彰名誉フェローのノーベル化学賞受賞やニューイヤー駅伝での4連覇達成に触れ「昨年末から明るい話題が続いた。業績にもつなげたい」と話した。世界経済に減速感が出ているとした上で「当面続くとの前提で経営に当たる」と強調。今年のキーワードに「変革と深化」を挙げ、海洋プラスチックごみ問題や持続可能な生産活動の対応でも北陸とのサプライチェーン(部品の調達・供給網)を強化するとした。