七尾市能登島向田(こうだ)町の石川県無形民俗文化財「向田の火祭(ひまつり)」は29日、同町の崎山広場で行われ、手松明(たいまつ)で点火された高さ約30メートルの柱松明が巨大な火柱となって夜空を赤く染め、大勢の見物客を魅了した。
 同町の伊夜比咩(いやひめ)神社で神事が営まれ、みこしと大小7基の奉燈が広場までの道を勇壮に練った。引き続き、若衆や飛び入りの見物客が手松明を振り回しながら広場を駆け回り、合図とともに柱松明に向けて手松明を投げ込むと、炎が一気に頂点まで駆け上がった。
 見物客は豪快な炎を見上げ、火の粉が舞い落ちる幻想的な光景を楽しんだ。
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