八海醸造(南魚沼市)は湯沢町三国の苗場エリアに12月、和風居酒屋をオープンさせる。ウエイティングバーも併設し、地元住民や地区の常連宿泊者らの交流の場としての利用も期待。スキーリゾートを飲食面から充実させ、苗場の活性化につなげたいとしている。

 店舗は国道17号沿いに取得した約1600平方メートルの敷地に、木造平屋建てで建設。居酒屋部分は約310平方メートルで120席。地域の食材を使った和食中心のメニューとする。バー部分は約70平方メートルで40席。自社で製造する清酒やビールなどのほか、ワインも提供する。営業期間はスキーシーズンに合わせ、12月半ばから4月上旬ごろの季節営業となる。

 建設地が筍(たけのこ)山(1789メートル)の麓にあることから、居酒屋の名称は「筍(たけ)」、バーは英語で「竹」を意味する「バンブー」とする予定。外観は深雪に映える黒を基調とする。建設費は約5千万円。

 八海醸造のレストランや物販施設を手掛けている育味FOODS(南魚沼市)が居酒屋を運営。バーは長野県軽井沢町の業者が担当する。

 八海醸造の南雲二郎社長は、首都圏からの交通アクセスが良い苗場について「魅力的な土地。外国人スキーヤーをさらに呼び込み情報発信すれば世界的なスキーリゾート地となる可能性がある」と期待する。

 高級コンドミニアムや著名なレストランが進出し、外国資本の投資で発展している北海道ニセコを念頭に「ニセコ以上に発展させたい。居酒屋がその起爆剤になればいい。大規模ホテルの宿泊者が外で飲食することで街もにぎわう。交流の場を提供することでリピーターを増やし、地域活性化につなげたい」と語っている。
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