立山町芦峅寺で9月24日に行われる女性救済儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」を中心に立山信仰を紹介するイベントが今月13日まで、東京・日本橋室町にある県アンテナショップ「日本橋とやま館」で開かれている。3日は「トークナイト」と題して儀式の体験者や研究者らが語り合い、参加者約30人が信仰に理解を深めた。

 儀式はかつて立山登拝を許されなかった女性が極楽往生を願った儀式。会場では布橋を渡る女人衆が着る白装束、芦峅寺の人々が「おんばさま」と呼んで守り継いできた「うば尊像」のレプリカを展示している。バーカウンターでは町産の米、水で仕込んだ日本酒を味わうことができる。

 3日は儀式を映像で紹介し、舟橋貴之町長があいさつした。2014年に儀式を行う実行委員会に「サントリー地域文化賞」を贈ったサントリー文化財団の前波美由紀事務局長、立山博物館の加藤基樹学芸員が、前回の儀式に参加した大谷洋子さんを交えて布橋灌頂会について説明した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】