高岡市のNPO法人ネットワークアシスト高岡(能登和敏代表)と末広開発、富山大工学部は今月、あいの風とやま鉄道高岡駅で貸し出すレンタルサイクルを対象に、衛星利用測位システム(GPS)による調査に乗り出した。利用者の通行ルートや周遊場所を調べ、解析結果を観光振興策に生かす。

 ITボランティア団体「ネットワークアシスト高岡」の下部組織「コードフォー高岡」は、公共交通の活性化に取り組んでおり、今回は市の「市民共創チャレンジ事業」の助成を受けて行う。

 レンタルサイクルは市の委託を受けた末広開発が運営。調査は同意を得た観光客らに4・5センチ四方のGPSの機械を渡し、通常の半額となる1回100円で自転車を貸し出す。9カ所あるサイクルステーションのうち、高岡駅の観光案内所だけで実施する。

 サンプル数は100以上を目指し、富山大工学部知能情報工学科4年の馬渡裕弥さんと千田真也さんがデータの解析を担当。結果を基に本年度中に関係団体で協議し、観光マップ作りなどに役立てる。

 コードフォー高岡のリーダー、矢後智子さんは「公共交通とレンタルサイクルを併せて利用してもらい、観光の広域化につなげていきたい」としている。

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