福井県小浜市国分の小学生でつくる国分文化財愛護少年団が23日、地元の国分寺で清掃活動を行った。

 同少年団は1969年に結成。以降毎年、春と夏、年末の3回清掃活動を行っている。かつては20人ほどおり、清掃のほか、文化財の勉強会なども開かれていたという。現在は子どもの減少に伴い、遠敷小の児童3人が在籍している。
 
 この日は団員や地元住民ら約10人が掃除に励んだ。子どもたちは、市指定文化財で高さ約3メートルの木造釈迦如来坐像(ざぞう)に登り、ほうきでほこりを払ったり、境内の井戸水を使って床や柱を雑巾がけしたりした。

 団員の平田想汰君(小学6年)は「小学生最後だったので、いつもより細かく丁寧に掃除した。地元の大切なものなので、これからもきれいにしていきたい」と話していた。地元育成会の小林俊一さん(72)と中川健一さん(55)は「長年受け継がれてきたこと。区内に子どもが1人でもいる限りは続けていきたい」と語った。
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