福井県内外の吹奏楽愛好家らが米国の作曲家スーザの行進曲を連続演奏するコンサートが3月3日、福井県越前市いまだて芸術館で開かれる。一般公募の参加者は年々増え、5周年の今年は100人と過去最多に。本番に向け2月25日から連日、合同練習に取り組んでいる。

 100曲を超す行進曲を作曲したスーザは「マーチ王」とも呼ばれる。3月を意味する英語「march」にちなみ、市文化振興・施設管理事業団がコンサート「スーザを吹こう!響け!鳴らせ!スーザのマーチ」(福井新聞社後援)を毎年この時期に開いている。

 スーザの曲だけでプログラムを組むコンサートは全国的に珍しいそうで、新聞記事や口コミで参加者が増加。東京や静岡など県外者を含め、15歳から72歳まで幅広い年齢層が公募に応じた。

 第2部で「ワシントン・ポスト」や「美中の美」など12曲を連続演奏する。マイナーな「セヴィージャの花」や初めて取り組む「マンハッタン・ビーチ」も披露する。連続演奏後、南越中吹奏楽部を加えた126人でラスト2曲を飾る。第1部は同校吹奏楽部と福井室内管弦楽団弦楽アンサンブルが出演する。

 25日夜は、一般公募の出演者のうち46人が参加。音楽監督のユーホニウム奏者篠田洋さん(67)=同市=の指揮で4曲を連続演奏した。

 ホルンを担当する武生商高吹奏楽部1年の藤井楓さんは、南越中時代に第1部に出演し「大人の部も出たいと思っていた。ほかの人の音に飲み込まれないように頑張りたい」と意気込み十分。5年連続で参加するトロンボーンの藤田光一さん(72)は最年長。「元気に楽器を吹ける間は続けたい」と話していた。

 午後2時開演。入場料は前売り500円、当日600円。同芸術館や市文化センターなどで販売している。
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