福井県福井市足羽山公園遊園地の入園者が、昨年9月の新装後1年で10万人を超えた。動物と触れ合える屋内施設ハピジャンが好評で、リピーターが多く、展示する動物も新設時の14種から17種に増え充実した。同遊園地は「秋の行楽シーズンに向けPRを強化し、屋内の強みを生かして冬の入園者も増やしたい」としている。

 昨年9月9日の新装時にオープンしたハピジャンは、熱帯雨林の環境を再現した「ふれあい動物舎」。人と動物を隔てる仕切りがなく、入園者は間近で観察や餌やりを楽しめる。オープン時の展示はカピバラやオニオオハシなど14種だったが、1年でカメレオンと2種類のリクガメが加わり、展示頭数、羽数も増え充実した。

 同遊園地は新装前、冬季の1〜2月は休園していたが、新装後はハピジャンを開園できるようになり、今年は1〜2月の2カ月で1万人超が訪れた。3〜5月の春の行楽シーズンは、1カ月に1万2千人から1万4千人が来園し、市足羽山公園事務所の橋本龍一所長は「動物とじかに触れ合えるハピジャン目当てのリピーターが多い」と手応えを語る。高齢者施設からバスで訪れる団体客も多く「お年寄りの憩いの場にもなっている」と話す。

 秋の行楽シーズンに向け、子ども園や保育園などへのPRを強化する。冬季は、ミニ動物園で飼育している羊の毛を使ったマスコット作りなど親子向けのイベントを充実させる。加畑博幸副所長は「全天候型の強みを生かして、さらなる誘客増につなげたい」と話している。

 昨年9月9日の新装から今年8月末までの入園者は10万3151人だった。11日の市会一般質問で、奥島光晴議員(一真会)が質問し、臭気対策の充実を求めた。

 昨年9〜11月の土日祝日14日間に1日8便運行した無料シャトルバスは、本年度は4〜5月と9〜11月、来年3月下旬の49日間、1日14便に増やし、利便性の向上も図っている。

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